ありがとう、横尾さん
圧巻。すーーーーっごい作品数で、びっくり。でも2周した。
よくHP見ないで行っちゃったけど、「最大規模の展示」って書いてあった…
10年くらい前か、兵庫県立美術館でプリンセス天功とのトークイベントがあって、それに参加したとき、この人おもしろい!と思ったのを覚えている。
芸術家ってこういう人が多いのかな。興味深すぎる。
どんな人なの?この人の頭の中ってどうなっているの?と沼にはまっていくのだが、
こんな動画を見つけ、最初に見たとき、思わず涙が出た。
だって、なんか私がぼやぁっと思っていることを、言っているから・・・
・自分の身体が今どうなっているのかを知っていたい
・身体の変化に敏感、関心がある
・身体を知ることが自分自身を知ること
・唯一言葉で表現できないもの=「霊性」
・生き方の中に美術を取り込む、そういう生き方で霊性が生まれてくる
・自分自身のことがよくわからない
・わからないものと闘っている=アート
インプットしたら、アウトプットしないと身体の中にたまってモヤモヤする。
だからアウトプットの方法として、主に「話す」「文字として書く」ことを
選択しているが、なんだかしっくりきていないのかも?と最近気づいた。
あ、そうか、私、方法がわからなくて苦しいのかも。
思ったこと、伝えたいことが「感覚」であって、それは「言葉」では表せないことなのかも。「踊る」「叫ぶ」だとか、身体を使うことも一つ。
「言葉」は私にとっては、頭の中を「整理すること」の方法ではある。が、
感覚のアウトプットの方法ではない、ということだろう。
やりたいこととその方法。
やりたいことが、どんなことを考えているのか知りたい、であれば、
方法として、「言葉」で直接質問する(インタビュー)ということを選択しているが、
対象が芸術家ならば、その人がアウトプットした絵や音楽を見る、聴く、真似してみることも方法なのかも。
そんなことを気づかせてくれた
やりたいことが、感じた感覚を保存しておきたい、発散させたい、であれば、
方法はいろいろ。
滝を感じるときの「感覚」を表現しようとするが、その方法は絵とは限らない。
結果インスタレーションになる。
絵としてまとまらなくなったら、図鑑としてしまう
なるほど。いろいろ参考になりそうでウキウキ。
人生いろいろ
街録ch-あなたの人生、教えてください-
このYouTube、おもしろい。
というか、私もこんなインタビューしたいな。
けっこうヤバい経験をしてきた人がメイン層のようだけど、
スポットライトをあびないような、いわゆる「普通」の人の
「普通」の人生にも、一つとして全く同じものはない。
同僚の転職の履歴を聞くだけでも、へ~ってなる。
メディアに取り上げられるほど成功しているわけではないけれど、
それなりにうまくやってきていたり、つらいことがあって苦労して
乗り越えたり、もがいているんだよね。
昨日見たのは、バッドボーイズ佐田さんの内容。
泣ける内容。つーか泣いた。酔ってないのに泣いた。
これ、大森靖子さんのRudeって曲がまた沁みるね。
佐田さんの印象は、
「自分にしかできないこと」をわかっていて、実行できている人。
そして、心が揺さぶられるのは、なんというか「正直な人」だからかな、と。
佐田さんの人生を知る前に、この動画で飯島くうがさんのことを知り、
くうがさんが他の動画で自身の人生を語っているものを見て、なんか悲しくなった。
警察のお世話になり続けてしまう人と、
全く関わりなく人生を終える人がいるのだろう。
なんで薬とかに手を出すの?なぜ人を傷つけるの?と
自分の思考回路では、ほぼ理解ができないが、
犯罪を犯してしまうであろう「状況」が常にあった、という背景がある。
「自分の存在が認められ、安心して居られる場所」があるかどうかは
重要な点だと思う。「親から(でなくても無償)の愛情」は非常に重要なもの。
佐田さんは少年院の慰問をしたり、手紙のやりとりをしているらしい。
不幸な境遇にある子供のことを思うと、自分もなんとかしてあげたいな、と思うが、
正直、「かける言葉」の重み、心に響く深さが、自分には全く無いと思う。
「同じ経験をしたことがある人」の発言には、深みもあるし、納得感があると思う。
特につらい経験もしたことがない人の発言なんか、薄っぺらく感じるだろう。
「自分の不幸な体験」は「誰かの同じ不幸な体験」を癒す薬なんだな、と感じ、
マイナスのものがプラスに転じるといういい感じのサイクル。
そう考えると、「自分にしかできないこと」は、よかったことに注目するのではなく
思い出したくない嫌な体験に目を向けると、何かヒントが生まれる可能性もあるのかな、と思ったりした。
けっこう「人のためになること」は幸福感を得られるし、「やりたいこと」を探して無いな…と落ち込むより、「できること」「経験から人にアドバイスできること」を探して「人のためになる」ことを見つけていく方が、いいのかもしれない。
で、私は? アレルギーの体験くらいかしら。。。
備忘録
映画「ファーストラブ」
虐待の話。永遠の仔を思い出した。
心の話は深い。
自分の気持ちに向き合わず、ごまかし、隠していても
いつか向き合わないといけない時がくる。
虐待は続く
いやぁ窪塚かっこよすぎた…
キングもいいけど、今回の役良すぎでしょ
ちょっとしか出てなかったけど、高岡早紀、木村佳乃が個人的によかったな
リコカツ、着飾る恋には理由があって
いろいろドラマ見ても…
やっぱり恋心(ってものは私にあるか謎だが)より仕事(というか自分のやりたいこと)を優先させる派だな
つーか、一緒にいなくてよくね?
「付き合ってください」っていう告白って、言い得て妙だな、と。
自分の人生になんしか付き合ってください、一緒にいなくていいんで、自分と関わる人でいてください、って感じで良き。
仕事。
いいのか悪いのか、開き直ってきた
やりたいこと、やりたくないこと
会社にとっては、自分は駒であーる
大した文句も言わずけっこう働いてるぞ?
コントが始まる
なんか、このドラマ、エモい。
ドラマってドラマっぽいセリフや場面がある。
たとえば、屋上で景色見ながら語り合ったり、都合よく立ち聞きしちゃったり。
でもこのドラマは、セリフにも状況にも「あるあるこんな感じ」と共感できることが多いからつい見入ってしまうのかも。お笑いの道に実際進んだ人もいたので余計に。
ちなみに、登場人物の潤平みたいな人、とても好み。
1.やりたいことを見つけて、その道につき進む人
2.やりたいことはあるけど、現実的に考えて、普通に就職する人
3.やりたいことも見つけられず、普通に就職する人
私は3だったので、やりたいことを見つけられてる人がうらやましかった。
見つけられたとしても、2の行動をとってたと思うけど。
芽が出ていないけど、このままやりたいことに突き進むか考える歳って、だいたい30歳くらいなのかな。
私は今40歳を目の前にして、30歳と同じく節目は感じるけど、このドラマの人たちが感じている場面や気持ちとはまた違うもんだな、と思う。
大人になってからも年々何かを得て成長していて、悩み、感じるテーマは違っているのだな、と感じる。
それでいうと、映画「ファイトクラブ」を観たんだが、興味深かった。
一度観たことがあったが、ほぼ内容を覚えていなかったし、観た当時感想としても、あんまり面白くなかったな、と思っていたと思う。
1999年の映画なので、おそらく高校生か大学生頃に観たのだろう。わからなくて当然。
当時は内容が、というよりブラピが出てるからという理由で観たと思う。
社会人歴を経た今見ると、大変興味深かった。
現実の自分と、こうなりたいと思う理想像。
モノで満足を紛らわそうとしていても、心の満足が得られていない。
血のみなぎるような、身体からゾクゾクするようなこと、してる?
そんなんでいいの?常識で考えていること、一回リセットしてみたら?
と問いかけられているような気がした。
今見ても全然古くない内容なのは、本質をついているからだろう。
高校・大学生頃に観た映画を、もう一度観なおすのは、自分の変化を感じられるので面白い。あの頃見えていなかったもの、感情に気づける。
コントが始まる、もファイトクラブも・・・
結局は、現実は資本主義だしカネがある方が安定した安心が得られる。
別に無くても幸せは感じられるし、個人の自由。でも生きていれば、他人と比べてしまうことだってあるし、そこで不安になることもある。
そんななんとも言えない「心のゆらぎ」を見ているようだ。
モヤモヤの排出
モヤモヤしている。
だから書きたいと思ったのだろう。
これって悪口なの?いじめと同じなの?
とにかく「心地が良くない」状態なのだろう。
人と接していると、ん?と思うことがある。
この「ん?」を説明するのは難しいが…「なんか気になる点」なんだと思う。
間違い、いや、間違いではなく(この時点では間違いか正解は関係ないから)自分が感じるものとの「違い」がある故に思うのかも?
例えば、なんとなくつけていたラジオやテレビから流れていた音楽やコメント内容にふと耳が持っていかれるとか、道端でとてもきれいな人やとても派手な人に目線を持っていかれるとか、そういう感じ?
仕事の会議に参加していると、①発言内容が質問の答えになっていない人、とか、②内容が薄いが積極的に質問している人とか、③自分が気づかなかった切り口で質問する人がいたりすると、この「ん?と思う」に当てはまることがある。
ん?と思った後、さらに思う
①に関してだったら、例えば…
・答えになっていないなぁ
・テンパってるなぁ
・自分もそうなっちゃうよなぁ
・質問した人も困ってるなぁ
②に関してだったら、例えば…
・質問することに意義があるよなぁ
・積極的な態度をとって、上司へのアピールなのかなぁ
・時間もったいないんだけどなぁ
③に関してだったら、例えば…
・さすが鋭い視点だなぁ
・切れる人だなぁ
・自分は気づかなかったなぁ
この心の中で思う内容も、人によって違うだろう
で、この後の対応も人によって違うだろう
1,思った内容を受け流す
2,人に伝える(目的;ただのアウトプット)
3,人に伝える(目的;私も思った!と言って欲しい、思いの共有)
今までの私は、1だった。でも最近仕事を進める上で打ち合わせ回数が多い人がいて、その人は、目的はわからないが思ったこと(上の例でいうならば、この間の会議で〇〇さん「答えになってなかったよね」など)を伝えてくる。そのボールをキャッチした私は、受け流していた思いをその人に伝えることになる。「私も同じように思ったよ」。すると、ただのアウトプットでも、結果的に、3の思いの共有が行われる。もちろん、「私は何も思わなかった」という場合もある。
これ、例えば上記の①だったら、「答えになっていない」=デキない人、とマイナスの内容、③だったら、「鋭い視点」=デキる人、と褒められるべき内容になり、内容によってなんか様子が違ってくる。前者はなんとなく「悪口」に当たるような。負の感情をまとうような。だから、悪い内容の共有になる場合は、なんだが気分がモヤモヤしている自分がいる。
で、なぜかモヤモヤしていると、スッキリしたくて今回のように書き出したくなる。ここちが悪いから、自分の中にとどめておくことができず、吐き出したくなるんだと思う。尿や便と同じで、身体の中でいらないものだからだろうか。
よく女性がその日にあった内容をべらべらしゃべって、男性がそれをめんどいと思う、なんてシーンがあるが、女性は感情的で感じることが多いから、感じた分を吐き出さないと気分が悪くなっちゃうのかもね。思春期に日記を書いていたのは、感じることが多く、でもそれを聞いてくれる人がいないから、書くという行為で代替していたのかも。
で、話を戻して、共有する内容によって「悪口」みたいになる件。
良い内容も悪い内容も「何か思っちゃうこと」は人間だから止められない。私は元々アウトプットが苦手なので、悪いことはもちろん、良い内容でも人には伝えないことが多い。でもコロナになって、対面コミュニケーションが少なくなることで「伝わりにくさ」をより感じるようになってからは、良いことは誰も損しないし、なるべく伝えるようにしようと思うようになった。
じゃあ、思った内容が悪い内容だった時ってどうすればいいのかね?吐き出す場所を同じ職場の人にすると、なんだか「いじめ」みたいになるし、身内や全然別のコミュニティで吐き出すことになるのか・・・。
で、その「答えになっていない人」ってのが、今度私のチームに入ってくることになってざわついている。こちらが伝えたいことが伝わらない、あちらが言っていることがよくわからない。なんとなくふわっとしたコミュニケーションで進んでいた状態が、細かく説明しないといけなくなるし、単純に工数がかかるようになりそうだね、という話で持ち切りだ。
悪い内容を伝えると多くの人は怒ったり、泣いたり、拒絶したりする。だから必然的に吐き出し場所が「本人がいない場所」になる。で、本人には伝わらなくなり、本人の改善は行われず、悪い内容のアウトプットも減らず、悪循環。職場では、悪い内容は上司からちゃんと伝えて、改善されるべきだよなぁ。でも往々にして、そういう人には伝えても、伝わらない。だって、質問にちゃんと答えられない=相手が言っていることがわかっていないってこと…。さらに感情的な人だと、「改善」に繋がらず、むしろ最悪な場合「パワハラうけた」とか「いじめられている」なんて言われかねない。
みんな、一旦冷静に事実として受け入れる人になればいいのに。
人間の身体ってすごいね
不妊治療の検査の一つで、先日「通水検査」というものを行った。
卵管につまりがないかどうかを検査するため、生理食塩水を通す検査である。
なんだかすごい体験をしたので備忘録として書いておく。
事前情報として、検査後に生理痛のような鈍痛があると聞いていたので、覚悟はしていたけど・・・初体験の「気持ち悪さ」だった。
カメラも一緒に入れて、モニタを見ながらの検査。胃カメラ検査の時と同じ感じ。
いつもなんとなく位置を感じている「臓器の場所」が、確実にわかるのでとてもおもしろい。
って胃カメラ検査の感想を言ったら引かれたことあるけど。私はおもしろく感じる。
お、おぉぉ、そこ卵管なんすね・・・とゾワゾワしながら、鈍痛を既に感じながらも、興味深々というカオス。
生理食塩水はわかりやすく「青色」をしていて、どんどん通っていくことが目に見えてわかる。子宮内膜も卵管も炎症、ポリープもなく、問題ないですね~と言われて検査自体は終了。
検査後、別室で先生から改めて説明を受ける。
本当に人それぞれだが、痛みはだいたい30分程度で無くなる。今回通した青い水は内臓の通り、血管に吸収され、おしっことして出てくる。青いおしっこが出てくるからびっくりしないでね。逆に出てこないと腎臓が悪いってことだから、夜になっても出てこなかったら教えてください。とのこと。
えーーーすごいね、人間の身体って。39年間共に生きてきたけど、何にも知らないんだな、と自覚。水が血管に吸収されるって、血液薄くなるってこと?大丈夫なの?
え?青いおしっこ出るの?そっか、腎臓ってすごいね。
なんてことを思っていたら、突然めまいのような、力が抜けていく感じがして、思わず手で顔を覆って「なんだか気持ちが悪いデス・・・」と初めての感覚に見舞われる。
「あー、血圧が下がっちゃったのかな」と看護師さんが慣れた手つきで椅子ごと押してくださり、ベッドまで移動し横になる。
しかし、あの時すぐ動かされず、「体に起きた異常事態を観察していたかった」欲望にかられた自分を後から振り返り、自分の変人さに苦笑いした・・・
そして思った。将来ガンなど病気になって、感じるであろう身体の異常さも、私は受け入れられるかも・・・と。
言われた通り、子宮の鈍痛も30分もしたら自然と消えて行って無事復活。
復活後にトイレに行ったら、早速青いおしっこも出た。嗚呼すごい。体を巡ったのね、青い水が。すばらしい身体の仕組み・・・
私に子供ができるかはわからないが、きっとすごい体験なんだろうな、と想像ができた。自分の身体に生命が育っていくって、そりゃ感動もんだよね。世の中のお母さま方は、すごい体験をしているんですね。
お母さん、ありがとう。