人生いろいろ
街録ch-あなたの人生、教えてください-
このYouTube、おもしろい。
というか、私もこんなインタビューしたいな。
けっこうヤバい経験をしてきた人がメイン層のようだけど、
スポットライトをあびないような、いわゆる「普通」の人の
「普通」の人生にも、一つとして全く同じものはない。
同僚の転職の履歴を聞くだけでも、へ~ってなる。
メディアに取り上げられるほど成功しているわけではないけれど、
それなりにうまくやってきていたり、つらいことがあって苦労して
乗り越えたり、もがいているんだよね。
昨日見たのは、バッドボーイズ佐田さんの内容。
泣ける内容。つーか泣いた。酔ってないのに泣いた。
これ、大森靖子さんのRudeって曲がまた沁みるね。
佐田さんの印象は、
「自分にしかできないこと」をわかっていて、実行できている人。
そして、心が揺さぶられるのは、なんというか「正直な人」だからかな、と。
佐田さんの人生を知る前に、この動画で飯島くうがさんのことを知り、
くうがさんが他の動画で自身の人生を語っているものを見て、なんか悲しくなった。
警察のお世話になり続けてしまう人と、
全く関わりなく人生を終える人がいるのだろう。
なんで薬とかに手を出すの?なぜ人を傷つけるの?と
自分の思考回路では、ほぼ理解ができないが、
犯罪を犯してしまうであろう「状況」が常にあった、という背景がある。
「自分の存在が認められ、安心して居られる場所」があるかどうかは
重要な点だと思う。「親から(でなくても無償)の愛情」は非常に重要なもの。
佐田さんは少年院の慰問をしたり、手紙のやりとりをしているらしい。
不幸な境遇にある子供のことを思うと、自分もなんとかしてあげたいな、と思うが、
正直、「かける言葉」の重み、心に響く深さが、自分には全く無いと思う。
「同じ経験をしたことがある人」の発言には、深みもあるし、納得感があると思う。
特につらい経験もしたことがない人の発言なんか、薄っぺらく感じるだろう。
「自分の不幸な体験」は「誰かの同じ不幸な体験」を癒す薬なんだな、と感じ、
マイナスのものがプラスに転じるといういい感じのサイクル。
そう考えると、「自分にしかできないこと」は、よかったことに注目するのではなく
思い出したくない嫌な体験に目を向けると、何かヒントが生まれる可能性もあるのかな、と思ったりした。
けっこう「人のためになること」は幸福感を得られるし、「やりたいこと」を探して無いな…と落ち込むより、「できること」「経験から人にアドバイスできること」を探して「人のためになる」ことを見つけていく方が、いいのかもしれない。
で、私は? アレルギーの体験くらいかしら。。。