アレルギー克服!塩料理と映画鑑賞の日記

塩味のみの料理と、映画の感想を適当に書いてます。塩味だけで結構いけちゃうよ

人間の身体ってすごいね

不妊治療の検査の一つで、先日「通水検査」というものを行った。

卵管につまりがないかどうかを検査するため、生理食塩水を通す検査である。

なんだかすごい体験をしたので備忘録として書いておく。

 

事前情報として、検査後に生理痛のような鈍痛があると聞いていたので、覚悟はしていたけど・・・初体験の「気持ち悪さ」だった。

 

カメラも一緒に入れて、モニタを見ながらの検査。胃カメラ検査の時と同じ感じ。

いつもなんとなく位置を感じている「臓器の場所」が、確実にわかるのでとてもおもしろい。

 

って胃カメラ検査の感想を言ったら引かれたことあるけど。私はおもしろく感じる。

 

お、おぉぉ、そこ卵管なんすね・・・とゾワゾワしながら、鈍痛を既に感じながらも、興味深々というカオス。

生理食塩水はわかりやすく「青色」をしていて、どんどん通っていくことが目に見えてわかる。子宮内膜も卵管も炎症、ポリープもなく、問題ないですね~と言われて検査自体は終了。

 

検査後、別室で先生から改めて説明を受ける。

本当に人それぞれだが、痛みはだいたい30分程度で無くなる。今回通した青い水は内臓の通り、血管に吸収され、おしっことして出てくる。青いおしっこが出てくるからびっくりしないでね。逆に出てこないと腎臓が悪いってことだから、夜になっても出てこなかったら教えてください。とのこと。

 

えーーーすごいね、人間の身体って。39年間共に生きてきたけど、何にも知らないんだな、と自覚。水が血管に吸収されるって、血液薄くなるってこと?大丈夫なの?

え?青いおしっこ出るの?そっか、腎臓ってすごいね。

 

なんてことを思っていたら、突然めまいのような、力が抜けていく感じがして、思わず手で顔を覆って「なんだか気持ちが悪いデス・・・」と初めての感覚に見舞われる。

 

「あー、血圧が下がっちゃったのかな」と看護師さんが慣れた手つきで椅子ごと押してくださり、ベッドまで移動し横になる。

 

しかし、あの時すぐ動かされず、「体に起きた異常事態を観察していたかった」欲望にかられた自分を後から振り返り、自分の変人さに苦笑いした・・・

そして思った。将来ガンなど病気になって、感じるであろう身体の異常さも、私は受け入れられるかも・・・と。

 

言われた通り、子宮の鈍痛も30分もしたら自然と消えて行って無事復活。

復活後にトイレに行ったら、早速青いおしっこも出た。嗚呼すごい。体を巡ったのね、青い水が。すばらしい身体の仕組み・・・

 

 

私に子供ができるかはわからないが、きっとすごい体験なんだろうな、と想像ができた。自分の身体に生命が育っていくって、そりゃ感動もんだよね。世の中のお母さま方は、すごい体験をしているんですね。

 

 

お母さん、ありがとう。