いつかの下書き 映画「ゴーン・ガール」
はっきりいって、すごくおもしろかった。
とても皮肉を感じたし。
事実を元に判断する少数の人(女刑事と弁護士)と、
感じた気持ちで判断する多数の人たち。
後者の行動パターンを理解し、欲しがる言葉や人物像、
ストーリーを作れる「頭の良い人」(エイミーの母とエイミー、弁護士)。
約束・契約に忠実に行動する人(エイミー)とそうでない人(ニック)。
・真実は当事者の2人にしかわからず、外野は野次馬
・夫婦も所詮は他人で理解不能
・「結婚」に限らず、形(定義、考え)は人それぞれ
・各人の形(定義、考え)を他人に押し付けるのが厄介の始まり
・この世には「他人が作り上げた自分像」と「本当の自分」の2つが存在する。
・「本当の自分」をわかってもらえる人がいるっていいよね
・やっぱり「復讐心」って怖い
映画に出てくるエイミーの日記は、復讐劇の戦略の一部だから、どこまでが真実なのかは不明だが、この内容からは、事件が起こる前からニックがエイミーと離婚したいって思っていた理由がよくわからなかった。
単純に、やはり恋から始まって結婚し、5年経つまでの心境には男女の差があるってことかな?
つまり、男は、魅力的な女性を落とすまで頑張るが、恋人にしたり結婚して自分のものにできたら(正確に言うとヤレたら)飽きる。たとえエイミーのように努力して相手が求める「いい女」をキープしようとしていても。
当事者同士だけでよく考えて判断するべし。それ以外は雑音だからね。
って感じ。