アレルギー克服!塩料理と映画鑑賞の日記

塩味のみの料理と、映画の感想を適当に書いてます。塩味だけで結構いけちゃうよ

映画「寝ても覚めても」

酔っている。

なんか酔いたい気分で、赤ワインを飲んだ。

なので、感情的だ。そして映画を2本観た。

感情的な状態で映画を観た。いつもより冷静ではない。

こんな状態での感想を記録しておくことも大切なのかもしれないと思って書く。

観た映画は、以下の2本。

・サード・パーソン

寝ても覚めても

 

サード・パーソン(字幕版)

サード・パーソン(字幕版)

  • 発売日: 2018/10/19
  • メディア: Prime Video
 

 

 

寝ても覚めても

寝ても覚めても

  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: Prime Video
 

 

 

どちらの映画も、男女間の感情を描いたものだった。

サード・パーソンについては「恋心」「家族愛」を考えさせられるものだった。

2本目に観た「寝ても覚めても」は「恋心」。

 

はっきり言って、2本目の映画は胸糞悪かった。

基本的に、私は「恋心」にイラつく傾向がある。

なぜなら「一過性のもの」だから。

映画のタイトルになっているように、「覚めるもの」だから。

「あったもの」が「無くなること」には悲しみを伴う。

だから、嫌いだ。私は「心を乱されること」に辟易する。

 

主人公の女は自分の本能のままに行動する。

で、その勝手な行動を受け入れる側が存在する。

受け入れる側は、なぜ受け入れるのか?

「好き」だからだ。

 

は?ふざけるな。私だったら許さない。

なにより「信頼」を大切にする。

 

自分がこの世に存在するのは、自分の意志から始まったものではない。

嫌でも生きている。

無くなりたいと思っていても存在してしまう。

存在し続けてしまう。望んでいなくても。

ならば、「必要とされている」と感じられる方が精神が保たれる。

だから親からの絶対的な愛は必要だし、親がいなくなった時に

親以外の誰かに必要とされている状態を望むのだろう。

 

「永遠」に「必要とされる」ことを望むが、残念ながら「永遠」はない。

ましてや男女間の「恋心」なんて一瞬のもの。

そんなものにいちいち影響させられるなんて、迷惑極まりない。

サード・パーソンで出てくる「Watch me」が印象的。

親子関係に恋人関係は勝てない。そんなことを感じた映画だった。

なんか深読みできそうだから、もう一度観てみたいが、即席の感想として。

 

で、恋心について。

一瞬のものだから、私はなるべく「本気」にならない。「執着」しないようにしているのかも。

それは、「傷つくこと」を避ける自分なりの手段なのだ。と気づいた。

 

本日は雨。私は雨が嫌いだった。なぜなら濡れるから。

濡れることを嫌だと思うことを回避するため、濡れてもいい服を着ることによって、「濡れて嫌な気分になること」を避けるようにした。

どうせ雨の日は濡れる。それはしょうがないから受け入れることにした。

そうすると、全然気分が違い、嫌いな雨の日を克服することができた。

 

それと一緒で、「恋心」に惑わされることを避けるために

私は「執着すること」を手放しているのかもしれない。

恋心に限らず、「傷つくこと」「希望通りにならないこと」を避けるために

「執着心」を手放しているのかもしれない。

期待はしない。希望は持たない。

 

防衛本能なのかもね。

で、映画「寝ても覚めても」。これって、なんか不倫の話題になりましたよね。

ある意味、映画の役に入り込んだ結果であり、がんばりましたね、って思った。

それが「永遠ではない恋心」であることをわかっていなかったって点は

残念極まりないけど。